G-カムFINEは、診療室の照明などの外光による影響を低減するために、自動的にホワイトバランス調整がされる設定になっています(初期設定)。
ホワイトバランスは、歯を白く、歯肉を赤く表示するように調整されますが、ラバーダム装着時などは、撮影範囲の大半を占めるラバーダムを白く表現するように、その色とは反対の色味を加えて調整しようとします。このため、たとえば、緑色のラバーダムの場合は反対色の赤色を加えることから、歯が赤味を帯びて表示されることがあります。青色のラバーダムの場合は黄色を加えることから、歯が黄色味を帯びて表示されることがあります。
このような現象を回避するには、[G-cam FINEのプロパティ]ウィンドウの[ホワイトバランス]を以下のように設定してください。
1.[G-cam FINEのプロパティ]ウィンドウを開きます。
[G-cam FINEのプロパティ]ウィンドウの表示方法は、付属のソフトウェア「IntraVics(イントラヴィクス)」とその他のソフトウェアでは異なります。 2.[ホワイトバランス]の[自動]のチェックをクリックして外します。
3.[ホワイトバランス]のスライドバーを動かし、値を4000付近に調整します。
(マウスで選択し、キーボードの矢印(←→)キーを使用すると微調整できます。)