歯肉や口唇など粘膜に付着すると白変または水泡などの炎症が生じることがあります。
これは配合成分(カルボン酸系接着性モノマー「4-MET」)による一過性の現象で、1~2週間で回復します。
万一、歯肉などに付着した場合には、すぐに綿球で拭き取り、充分に水洗してください。また、炎症を起こした部位にはブラッシングなどの物理的刺激を与えないように、患者に説明してください。
参考:セルフエッチングボンドが患部以外の部位に付着しないように充分注意してください。
また、ラバーダムを使用するなど口腔粘膜・口唇への接触を防止してください。(ラバーダムなどで口腔粘膜・口唇への接触が防止できない部分については、ココアバターなどを塗布することをお勧めいたします。)