クリームの塗布量がある程度確保できる、総入れ歯に近い大きさの部分床義歯であれば使用可能です。

２、３本の小さな部分入れ歯では お役に立てません。
目安として、最低でも連続して義歯が6本以上並んでいる程度の床面積がある部分床義歯でないと使用は難しいとお考えください。

尚、部分床義歯は残存している天然歯にクラスプを引っかけて固定するものなので、安定剤を使用して具合がよかったとしても、残存歯に負担がかかっている状態といえます。
部分床義歯が合わなくなった場合には、残存している天然歯への影響も懸念されますので、早めに歯科医を受診することをおすすめします。
部分床義歯への安定剤の使用は、歯科医を受診するまでの短期間としてください。