マスティックの樹液は5000年以上昔からギリシャで日常的に使用されており、海外では殺菌成分として医薬品などで使用されていますので、安全性は問題ないものと思われます。また、国内では厚生科学研究費補助金(厚生科学特別研究事業)平成13年 総括研究報告書「既存天然添加物等の変異原性を中心とした安全性研究」において、マスティックの安全性が報告されています。これによると「細菌を用いる復帰突然変異試験、ほ乳類培養細胞を用いる染色体異常試験、げっ歯類を用いる小核試験が実施され、充分高用量まで評価された結果、全て陰性であることが確認され、生体内で問題となるような遺伝毒性は無いものと考えられる」と報告されています。