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FAQ(よくあるご質問)

  • No : 2237
  • 公開日時 : 2019/06/21 11:08
  • 更新日時 : 2022/06/06 13:42
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【ウエルパス手指消毒液 0.2%】薬効薬理を教えてください。

回答

1. 本剤は使用濃度において、栄養型細菌(グラム陽性菌、グラム陰性菌)、酵母菌、ウイルス等には有効であるが、芽胞(炭疽菌、破傷風菌等)及び一部のウイルスに対する効果は期待できません。
2. ウエルパスの殺菌作用
  1. ウエルパスはin vitro の試験において、黄色ブドウ球菌、大腸菌、セラチア、緑膿菌、バークホルダリア・セパシア等の各種細菌、アスペルギルス等の真菌及び結核菌を15秒以内に殺菌し、また、エンテロウイルス70型、単純ヘルペスウイルス1型等のウイルスに対して60秒以内に残存ウイルス力価を測定限界値以下にし、アデノウイルス8型に対しても30秒で99%を不活化します。
  2. ウエルパスは、Carrier Test(各種細菌を付着させたステンレスカップを一定時間消毒剤に浸漬したのちに培養して、殺菌力を評価する方法)による試験において、供試菌(黄色ブドウ球菌、緑膿菌、プロテウス・ブルガリス、セラチア)すべてを60秒以内に殺菌します。
  3. ウエルパスは、J.Frazer 法(消毒剤の一定量を皮膚に塗布し、30分後その部位に表皮ブドウ球菌の一定量を塗布し、5分後に残存する菌をサンプリングして消毒効果の持続性を評価する方法)による試験において、対照とした消毒用エタノールに比べ著しい菌数減少を示します。

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